肌への摩擦、たとえば洗顔の際にこすり洗いをすることやクリームをつけずに強く肌をマッサージすると、まだはがれなくてもよい角質をはがしてしまうことにより、皮膚に本来備わっている
- NMF(ナチュラル・モイスチャライジング・ファクター) 天然保湿因子
- 細胞間脂質(主成分:セラミド)
- 皮脂
が失われてしまうことがあります。皮脂は、洗顔後1~2時間後に再び分泌されますが、失われた細胞間脂質が回復するには4~5日間かかるといわれています。毎日こすり洗いをしていると、細胞間脂質の回復が追いつかず、肌は水分を保持できなくなってしまいます。
このように、肌を摩擦することは皮膚の保水機能を失わせてしまいます、また肌への摩擦は、肌を刺激しシミの原因にもなります。お肌自身のもつ保湿機能が最大限に発揮されるように、肌に負担をかけず、やさしく・やさしく接したいですね。