食事でカロリーが消費できると知って、うれしくなりました。
ん??いったいどういうこと??と私も最初は思いました。
食事でカロリーが消費される仕組みはこうです。
1. 食事: 食物を口から取り入れる
2. 分解: 消化器官が、食物を分解するためにせっせと活動。熱が発生する。
3. 代謝: 熱代謝によってカロリーが消費される
2. 分解: 消化器官が、食物を分解するためにせっせと活動。熱が発生する。
3. 代謝: 熱代謝によってカロリーが消費される
食事を摂ると、消化器官がそれを分解しようと、せっせと活動してくれることで、
私達の知らない間に、カロリーが消費されていたのです!
つまり食事は、カロリーを消費する活動ということができます 🙂
これを、食事誘発性熱産生 (Diet Induced Thermogenesis, DIT)といいます。
そしてこの食事誘発性熱産生、なんと私たちが生きていく中で消費しているカロリーのベスト3に入ります。
1位: 基礎代謝 (70%)
2位: 日常生活での作業や活動 (20%)
3位: 食事誘発性熱産生 (10%)
2位: 日常生活での作業や活動 (20%)
3位: 食事誘発性熱産生 (10%)
よく、「食事の回数を増やしたほうがやせやすく、食事の回数を減らすと太りやすくなる」と耳にしますが、
その理由は食事誘発性熱産生、つまり食事をすること自体がカロリーを消費する行動だということです。
また、食事誘発性熱産生が高い(=つまり、カロリーを多く消費する)栄養素があります。
摂取したエネルギーの何%がカロリーとして消費されるのかを、栄養素ごとにみてみると、次のようになります。
たんぱく質のみを摂取したとき: 約30%
糖質のみを摂取したとき: 約6%
脂質のみを摂取したとき: 約4%
糖質のみを摂取したとき: 約6%
脂質のみを摂取したとき: 約4%
つまり、たんぱく質が一番代謝を上げてカロリーを消費しやすく、
脂質は、一番代謝を上げにくく、カロリーを消費しにくいということになります。
それに、たんぱく質の30%は、糖質の6%のなんと、5倍!すごいです。
今日も最後まで読んで頂きまして、どうもありがとうございます