生きるということは、突き詰めれば、食べて寝て、そして自分なりになんとか時間を潰すことでしかないのです。わたしたちが真に求めるべきことは、いわば自分自身になることなのです。

オイルで肌は生まれ変わる

オイルは肌をふっくら・柔らかにするスキンケアにオイルを加えるようになって、肌がふっくらと柔らかくなってきました。オイル美容について調べていたら、美的2009年12月号の中で、薬剤師で内外美容研究家の早野実希子さんがオイルが肌に与える効果について説明されていました。

  1. オイルは肌を癒す薬
  2. 肌にオイルがなじむわけ
  3. オイルで、水分を蓄えやすい肌に変わる
  4. オイルの効果は全身に広がる

オイルは肌を癒す薬

古代エジプト時代から、
植物性オイルは肌を癒す薬として使われてきました。
傷や湿疹(しっしん)、かぶれなどの炎症を抑えたり、
肌を保湿して柔らかく整えたり、
皮膚代謝を正常化したり血行を促進したり
と、
さまざまな効用があります

これからの時期だと、花粉皮膚炎になったときや、肌荒れが気になる時に、オイルを活用したいですね。オイルに、お肌を癒す効果があるとは知りませんでした。

肌にオイルがなじむわけ

肌の角層は、レンガのように並ぶ角質細胞と、
その間を糊のようにつなぐ細胞間脂質とでできています。
その名のとおり、細胞間脂質は油溶性なので、
オイルがよくなじむ
のです

細胞間脂質もオイルもどちらも油性なので、自然に細胞間脂質になじむんですね。水と油だとそうはいかないですね。

オイルで、水分を蓄えやすい肌に変わる

浸透したオイルは肌にとどまり、効果を出し続けます。
毎日連続してオイルを塗ると、
肌が水分を蓄える力がアップする
という研究報告があります。
油の膜で肌にフタをするのではなく、
肌の中に入り込んで、肌機能そのものを、高めてくれるのです

オイルは、その時だけ効果を感じるだけでなく、オイルを使い続けることで、肌自体が水分を蓄えられるように変わるんですね。

オイルの効果は全身に広がる

皮膚のバリアは主に細胞間脂質が担っています。
だから水系の成分を塗ってもバリアにはじかれてしまうのですが、
油に溶かしたものは、皮膚の中に吸収されます。
特に、精油など油溶性で分子量の小さなものは、
バリアを通過して、血管を通じて全身へ広がる
といわれています

油の肌への浸透力ってすごいなと思いました。皮膚は、体の中で最大の器官。スキンケアやボディケアに、良質のオイルを活用したいなと思います!